●DELL Power Edge R300でNICを認識させる方法
 
Debian etchをインストールすると、NICが認識しないことがあります。今回はNICの認識を無視して、ログイン後にドライバーを認識させました。
コンパイルで以下のようなエラーがでることがあります。
 
# make -C /lib/modules/2.6.18-5-k7/build SUBDIRS=/home/myself/IS_Linux_STA_6x_D_1.1.1.0/Module modules
# make: *** /lib/modules/2.6.18-5-k7/build: No such file or directory. Stop.
# make: *** [all] Error 2
 
その場合は、開発環境をaptからインストールします。今回はDVDからインストールします。
 
# apt-get install make gcc libc6-dev
# apt-get install linux-headers-$(uname -r)
//今回は特にこれが重要
# apt-get install linux-kbuild

 
あとは、ドライバーのソースディレクトリに入ってmake、make install で以下の場所にモジュールがインストールされます。
※カーネルのバージョンは異なります。
 
# /lib/modules/2.6.18-6-686/kernel/drivers/net/tg3.ko
 
そして、insmodでモジュールを組み込んで、/etc/network/interfaceに記述すればOKです。
起動時にモジュールを有効にするには、以下の手順です。
(ちなみにモジュールを削除するのは、rmmodです。)
 
# vim /etc/modprobe.d/aliases
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alise eth0 tg3
alise eth1 tg3
上記二つを追加
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以上です。これで再起動後にモジュールが読み込まれます。
 
今回のR300にtg3のドライバーが最初から組み込まれていましたが、バージョンの違いで認識しませんでしたので、あたらしいバージョン(tg3-3.81c.tar.gz)をダウンロードして、コンパイルしました。
●DELL Power Edge R310で、インストール中にNICを認識させる方法
 
Debian squeezeをインストールする時に、BNX2系のNICドライバーでちょっとはまったのでメモ。
USBメモリーにドライバーをいれます。
http://backports.mithril-linux.org/pool/non-free/f/firmware-nonfree/
bnx2-mips-09-5.0.0.j3.fw ソースをそのままもってくる。
 
今回はよくわからなかったので、debファイルと、bnx2/以下にfwのソースをそのままUSBに入れました。ポイントは、USBメモリーのフォーマットを「vfat」にすることです!
# mkfs.vfat -v -c -F 32 /dev/sdb1
// -c = 不良ブロックをチェック
// -v = 詳細を表示
 
mkfs.vfatが入って無い場合は、aptで「dosfstools」をインストールしてください。