●Solaris8のやってみた設定箇所
●rsyncのインストール
Solaris8はデフォルトではパスが通ってないので、ますはパスを通すことが大切です。今回は一時的に通ればよかったので、
 
# PATH=/usr/bin:/usr/sbin:/usr/ccs:/usr/ccs/bin:/usr/local/bin
 
として対応しました。
rsyncは、
http://rsync.samba.org/download.html
こっからダウンロード。
適当なところに解凍して、configuは以下のコマンドで。これは、gccが/usr/local/binに入ってる場合です。
 
# ./configure CC=/usr/local/bin/gcc
# make
# make install

 
何かしら実行できないエラーが出る場合は、chmod 755 などで実行権限をつけてあげましょう。
うまくいくと、/usrl/local/binにrsyncができます。
そのまま実行すると、libのパス関係で、libpopt.so.0: open failed なんてエラーがでます。
Solaris8からは、Linuxのld.confのような機能があります。直接ファイルを編集するのではなく、crleコマンドを利用します。新規登録の場合、以下のように設定ファイル(/var/ld/ld.config)を指定して基本的なライブラリーのパスを -l オプションで指定し登録します。
 
# crle -c /var/ld/ld.config -l /usr/lib
 
/usr/libを追加しておかないと、ls等のコマンドが使えなくなりますが、後でcrleで追加できます。
別のパスを追加するには、-u オプションを使用します。
 
# crle -u -l /usr/local/lib
 
これでrsyncが実行できると思います。
sshを使用する場合は、sshのパスに注意してください。
今回は、/usr/local/binに入ってましたので、
 
# rsync -auvz -e /usr/local/bin/ssh 送信ファイル 送り先
 
以上です。rsyncをサーバーにする場合は、conf等のファイルがひつようです。
詳しくは、http://www.unix-power.jp/solaris/rsync.htmlここを参考にしてください。
 
ちなみに、インストールされてるパッケージの確認は
 
# pkginfo